愛のり




 真実の愛をさがすため番組は企画をした。アジア1周無期限の旅!らぶワゴンは今日も行く。。。
 
 ♪ 出会った頃からすべては始まった。傷つけ合うこともある〜けれども・・・・・・♪(ELTの歌)

 7人いたメンバー達も今はたった1人。それもそのはず昨日3組のカップルが誕生し6人が笑顔で帰国したのだ。
 このらぶワゴンの中にはマスオが1人だけ広い空間をもてあましている。
 だが今日多くのメンバー達と合流する。マスオの胸は期待でいっぱいだった。
 マスオ「僕は真実の愛を探すんだ。サザエといっしょにいたってドキドキはもうしないんだ。。。」
 彼は妻子もちである。だが借りてきた失楽園をアナゴくんの家で見たとき彼は「これでいいのか?
僕はこれで満足してるのか?」と思うようになり番組に応募してきたのである。
 らぶワゴンが20分ほど走ると「愛のり」とかかれた看板をもった女性を発見!
 彼女と合流しメンバーは2人となった。

 マスオ「初めまし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・タイコさん!???」
 タイコ「マ・・・マスオさん!???」
 彼女はタイコ。彼女もまた結婚しており1児の母である。
 タイコ「実は・・・・ノリスケさんと別れたの。。。」
 マスオ「え?何でだい??」
タイコ「だってノリスケさんひどいのよ!2人目の子供は ハマチ にしようって言うのよ!
これまでだってご近所から海産物一家って影で言われてるのに。
あの人は「おれは海産物以外の許さないよ。マサカズとかつけるんなら離婚だよ」なんて言うのよ!!」
マスオ「僕もサザエにはうんざりだよ。」
似た境遇の2人の間に愛が生まれようとしていた。
その時らぶワゴンは新しいメンバー(♂)を発見!すぐさま合流する。

マスオ「初めまして、マスオといい・・・・」
タイコ「こんにちわ。私はタイコと・・・・・・」
マスオ、タイコ「タ、タラちゃん!????」
タラオ「パパ!?タイコおばさん!???」
タラオ彼はなんとマスオの息子である。
愛のりに参加した動機は「りか」という近所の女の子に失恋したということだ。
タラオ「りかちゃんひどいです。「あんたとは遊びにきまってるじゃない」っていうです〜」
マスオ、タイコ「そうか。。。タラちゃんも色々あったんだね。。。」

そしてらぶワゴンはまたメンバー(♀)を発見!合流する。
マスオ「サザエ!???????」
タイコ「サ、サザエさん!!???」
タラオ「マ、ママ!?????」
サザエ「ど・・・どーゆーことなの!?」
みんなまた混乱する。
そしてまたまた、らぶワゴンに新メンバーが合流!

マスオ、タイコ、タラオ、サザエ「イ・・イクラちゃん!!!???????」
イクラ「バ・・・バブー!!!?????」
そう、彼の名はイクラ。タイコの息子である。
それから、らぶワゴンは公園に止まる。メンバー達は車から降りる。

マスオ「さ、タイコさん」
と降りる時タイコの手をとり2人で手を握り歩く2人。しかし、その2人の姿を見つめる者がいた。
タラオである。彼は車内でも仲良く話し合う2人をうらやましく思っていたのだ。
そんなことを思っている彼の横を「行きましょイクラちゃん」とサザエとイクラが仲良く手をつなぎ通りすぎる。
タラオの中にはよく分からない怒りがこみあげていた。

タラオ「くそっ!!」
近くのゴミ箱を蹴りあがるタラオ。だがそんなことをしても彼はむなしくなるだけだった。
夕食の時もみんなが陽気に話すなかでタラオは誰とも話さず無言で食べていた。
そんな様子を見たタイコは夕食後タラオを連れ出した。

タイコ「どーしたの?タラちゃん。ほとんど誰とも口をきいてないじゃない」
タラオ「タイコおばさんには関係ないじゃないですか!どうせ他人なんだし!」
タイコ「どーしてそーいうことを言うの?」
タラオ「もう僕のことなんてほっといて下さいよ」
タイコ「あんた。。。いい加減にしなさいよ!どーして分からないの!
みんなあなたのことを心配してるのよ。仲間じゃない私達!!」
タラオ「仲間・・・・・・・」

次の日からタラオは変わった。笑顔を見せるようになった。
だが、タイコの親切がこれからとんでもないことになろうとは。。。
海岸でマスオとタラオは親子で会話をしていた。
マスオ「ねぇ。タラちゃん。僕はタイコさんのことが好きなんだ。」
タラオ「そうですか。。。パパはタイコおばさんのことを」
マスオ「好きなんだよー!!タイコさんがーーー!!」
海に向かって大声を出すマスオ。
マスオ「はは・・・バカみたいだ。ここにはタイコさんいないのにね」
と照れるマスオ。タラオは彼の純粋さをうらやましいと思った。

ホテルへ帰るとロビーでは相変わらずサザエとイクラが仲良く話しをしていた。
サザエ「イクラちゃん、ああ素敵なお方!」
イクラ「ハーイ(どうしてそうじろじろ見るんだい?)」
サザエ「うふふっ。あなたが嫌いじゃないから。」

それから何日かこのメンバーで旅が続いた。
マスオとタイコはますます距離が近づいていた。サザエ、イクラはまだアツアツだ。
この日の夕方タラオはイクラに呼び出された。
イクラ「チャーン(僕は明日サザエさんにいっしょに帰国しようって告白するつもりだ
応援してくれるかい?タラちゃん)」
タラオ「もちろんです〜。ママをよろしく頼みます!」
イクラ「ハーイ(ありがとう!がんばるよ)」
そして言葉どおり、いくらは告白しサザエといっしょに帰国して行った。
3人になったメンバー。その日の昼食が終わった後タラオはマスオに呼ばれる。
マスオ「タラちゃん。僕はとうとうタイコさんに告白する決心がついたよ。
明日告白する!パパはがんばるよ!」
その日マスオはタイコのことを考えて眠れなかった。
しかし、タラオも眠れなかった。

タラオ「どうして。こんなに苦しいんですか?・・・・・そうか。。。
僕はタイコさんのことを・・・・・今ごろになって気付いても遅いですよね。。。」
そう彼はやっとタイコを好きな自分に気付いたのである。
翌日マスオはタイコに告白した。・・・・・しかし。。。。
タイコ「ごめんなさい。マスオさん。どうしても恋人となる自信がないの」
マスオはがっかりした。
だが彼はタラオのところへ行き
マスオ「きっとタイコさんはタラちゃんのことが好きなんだよ。
タラちゃんだってそうだろ?タイコさんのことまかせたよ!」
そしてマスオはひとり帰国した。

タラオ「パパありがとうです。僕はがんばるです。」
タラオはその足でタイコの所へ行く
タラオ「タイコおばさん。いっしょに日本に帰国してくださいです!!!」
タイコ「タラちゃん。待っていたのよその言葉を!」
2人は手をとりあって日本へ帰国した。
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そして半年後
タラオは3歳にして義理のではあるがイクラという子供を持つこととなる。
タイコは離婚した時イクラをひきとったのだ。
タラオとタイコは結婚し、イクラは、タラオとタイコの養子となった。
そしてサザエがマスオと離婚した時タラオをひきとることとなり
タラオはサザエとイクラの養子となった。
タラオは息子であり父でもあるイクラと上手にやれると自信があり
イクラも息子であり父でもあるタラオと上手にやっていけると自信があった。
そしてその自信どおり2つの新しい家庭は幸せいっぱいだった。
近いうちに2つの家庭は同居することとなり
愛のりのあいだ放送を中止されていた「サザエさん」は
「サザエさん2」として復活し、お茶の間の人気をまた集めることとなった。






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