怒ったドラえもん






その日、僕は憂鬱だった。
なぜならミーちゃん(ガールフレンドのネコ)に最近無視されているからだ。
僕は何か怒らせるようなことをしたのだろうか?
悩んでいると、のび太くんが帰ってきた。

 のび太くん「ドラえもーん!!!ジャイアンにいじめられたぁぁ!!(泣)」
ドラえもん「ふーん。そう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハァ(ため息)」
僕の気持ちも知らないで。。。今はそれどこらじゃないのにな。。。
のび太くん「・・・・?ドラえもん・・・・・・・・・何かあったの?」
ドラえもん「・・・・・・・別に。」
のび太君に相談しても解決するとは思えないしね。。。。。。ハァ・・・・・・・

 のび太くん「あ!わかった。また、みーちゃんにシカトされてるんだね。!
そんなどーでもいいことよりジャイアンに仕返ししてよ!」
の、のび太くん。。。ひどいよ。僕の気持ちも知らないで・・・

ドラえもん「の、のび太くん。僕は真剣に悩んでるんだよ!」
のび太くん「あー、ハイハイわかったよ。今度学校帰りにでも
捨て猫拾って来てあげるから。それでいいでしょ!
今はミーちゃんなんかより
ジャイアンに仕返しすることの方が大事だよ!」
くっ!何てこと言うんだよぉ!!!のび太くん!

ドラえもん「ダ、ダメだよ!たまには道具に頼らないで解決しなきゃ!」
こんなことまで言われてまで僕は君を助ける義務はないよ!
のび太くん「出してよぉ!ねぇったら!!ね、いいでしょぉ!!」
ドラえもん「だめったら絶対にダメ!」
のび太くん「ねぇ!ドラ焼きあげるからぁ!」
ドラえもん「ダメ!絶対ダメ!」

のび太くん「わかったよ」
とあきらめて立ちあがるのび太くん。やれやれ・・・あきらめたか。
と少し安心していたら
のび太くん「こんなんだからミーちゃんにシカトされるんだよ!
と言いやがった!!許せますか?ここまで言われて・・・
僕はこれまでのび太くんのために一生懸命やってきたのに。。。

ドラえもん「覆面のマスカラス〜〜!!」
のび太くん「あ!なんだ結局、道具出してくれたんだ。さすがドラえもん」
僕はのび太くんを押さえつけ。。。
のび太くん「え?ドラえもん・・・・?何!?」







こうしてのび太くんは遠いお星さまとなった。
僕の心のなかには「勝利」の2文字がくっきり刻まれた。
でも人間って簡単に死んじゃうんだね。。。
勉強になったな。








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