ドラえもんの暴走









おっす! オレは22世紀から来たファイナルウェポン「ドラえもん」だ!
オレの使命は、のび太を一人前の漢(おとこ)にすることだ。
 そのためにわざわざオレは21世紀みたいなくそつまんねえ時代に来てやった。
 ったくよお。なんでオレが のび太みてえなガキの面倒を見なければならねえんだよ!?
 オレはガキは嫌いなんだよ!ケッ
 


 のび太「ただいまー」


お。のび太が帰って来たぜ。



 のび太「あ、あの・・・ドラえもんさん。ドラ焼きを買ってきましたがお食べになりますか?」

 ドラえもん「あ〜ん?食うに決まってるだろ!さっさとよこせよ馬鹿!おい!お茶はどうした!?」

 のび太「は、はい。すぐに入れてまいります」

 



さてのび太がお茶を入れてる間に オレの女、静香に電話でもするか!
(ポケットから携帯を取り出す)

 ドラえもん「よお。静香!オレだ!!今からすぐ来いよ。」

 静香「あ、あのドラちゃん。お願いだから私のことはあきらめてよ」

 ドラえもん「なんだと!?・・・・・・・お前はオレを敵に回すんだな?
そうか。ならお前の家族や出来杉に不幸な事件が起こるかもしれねえが構わないんだな?」

静香「そ、そんな!!待ってよドラちゃん・・・」

ドラえもん「静香。オレを愛してると言ってみろ!そうすれば不幸な事件が起きることもない!」
静香「あ、愛します。一生どこへでもついていきます!」
ドラえもん「フハハハハ!」














そのころ、学校の裏山に建てられた小屋の中では


ジャイアン「ポンコツ猫には我慢がならねえ!奴のせいで町の住民の半数が洗脳されちまった。
解体しなければならねえよな」

スネオ「うん。でもあいつの22世紀の道具にどうやって対抗するんだよ」
静香「もうあのストーカー猫ってしつこいのよ!はやくぶっ殺してほしいわ」

静香ちゃんはタバコを吸いながら不満を言う。




出来杉「そうだ。のび太くんだ!!彼ならばポンコツ猫の弱点を知ってるかもしれない」

静香「駄目よ。私 のび太さんに 
”あんたみたいな低脳サルに興味はないわよ。”ってフッちゃったのよ
ま、私に交際を挑むなんて、せめて人類に進化してからにしてほしいわね!
ホホホホホ!!!!」

出来杉「いやあの、しかし彼もポンコツ猫にはそうとう不満があるはずだ!協力してもらおうよ」

ジャイアン「そうだな。とにかく のび太と接触しなければな」




???「その必要はない!!」




スネオ「だ、誰だ!!」

のび太「フフフ!僕だよ」

ジャイアン「のび太!!」

出来杉「頼むよ!のび太くん。僕達に協力してくれないか!?」

のび太「もちろんだ。ただ、僕は静香ちゃんの為にお前達に協力するんだぞ」

出来杉「どんな理由でもいいさ。ありがとう」
静香「あ〜?何よ。まだ私に気があるわけ!?そうねえ。
ヴィトンの新作バッグを買ってくれてたら1回くらいならデートしてあげるわよ。」
のび太「そ、そんな・・・・」
















そのころドラえもんはこの様子をタイムテレビで見ていた。

ドラえもん「ほう。このオレに反抗するのか。下等な人間が!!始末してくれるわ!どこでもドア〜」



ドラえもんはどこでもドアをポケットから出すと、のび太たちの集まる裏山の小屋にいきなり登場した。



ジャイアン「ひ、ひぃぃ!!!ポンコツ猫、いやドラえもん!!」

ドラえもん「うっとおしいハエどもが・・・・・一掃してくれるわ!」

ジャイアン「く!ドラえもん・・・・死ねえ!!」





ジャイアンは日本刀でドラえもんに斬りかかる。


ドラえもん「フハハ!そんな攻撃がオレに通用すると思っているのか!?バン!」




ドラえもんはジャイアンの斬撃をかわすと 空気砲ですかさず攻撃する。



ジャイアン「ぐは!!」



5メートルほどふっとぶジャイアン。




ドラえもん「まずは1人!」





のび太「スネオ!ドラえもんに対抗する武器とかないの!?」

スネオ「あるよ!パパの会社が密輸した40口径の3連発リボルバーがね!」

のび太「拳銃があるのか!!はやく貸してくれ!」

スネオ「さあ!のび太。これがその並外れた破壊力をもつ拳銃だ!ドラえもんを倒してくれ!!」

のび太「まかせてよ!!」





ドラえもん「おや。のび太じゃないか!」

のび太「お前を・・・・・殺す!」



のび太くんはドラえもんに向かって拳銃を発砲した!そして見事に命中する。



スネオ「やった!」

のび太「よし!倒したぞ」




ドラえもん「くっくっく・・・残像だ」

のび太「な、何ぃぃぃい!?」

ドラえもん「バンバン!」


ドラえもんはのび太とスネオに向かって空気砲を発射した



のび太「ぐは!」

スネオ「ばわっ!!」





ドラえもん「ヒャーッハッハッハッハッハッハ!!!」









出来杉「く!駄目だ。このままでは僕までやられてしまう。。。」

静香「出来杉さん!さっさとあのタヌキをぶっ殺してよ。」

出来杉「いや、しかし奴は強すぎるよ。。。そ、そうだ!!あの人にお願いするんだ。」

静香「あの人って?」

出来杉「シティーファンターだよ。裏の世界で活躍しているスイーパーさ。
彼ならドラえもんをやっつけてくれるはずだ!」

静香「だったらさっさと助けを呼べよ。まったく使えないわねえ!
迅速に行動しろ!タコ!がり勉!最近存在感がないわよ!!」
出来杉「この馬鹿女が!このオレをなめるなぁあ!」(拳銃を発砲する)
静香「なにをぱら!?」







ドラえもん「さ〜て。出来杉・・・・・・ぶっ殺してやるからさっさと出てこいよ」


出来杉「フフフ」

ドラえもん「お前はのび太達とは違って 時間をかけてじわじわ苦しめて殺してやるぜ。
さっさと姿をみせろよ」

出来杉「ハハハ!僕ならここだよ」

ドラえもん「ほう。死ぬ準備は出来たかな?」

出来杉「僕はさっき携帯でシティーファンターーに連絡した。
すぐにこっちにくるはずだよ」

ドラえもん「なにぃ!シティーファンターだと!?」

出来杉「ハハハ!おっとそろそろ時間かな?」





















タラちゃん「ここがさっき依頼を受けた小屋ですね〜。
ドラえもんって極悪人を始末すればいいんですよね。ドラえもんはこの小屋にいるようですね」




フグタ タラオは双眼鏡で小屋の様子を観察する。




イクラちゃん「ハーイ(なあ。めんどくせえからよお。小屋にロケットランチャーをぶち込もうぜ」

タラちゃん「それじゃあ。依頼人に出来杉さんまでぶっ殺すことになりますよ。
・・・・・・・・あ。でも依頼内容に 依頼人を守れとなかったから問題ないですねえ♪」





イクラちゃん「バブー(それじゃ、発射!!!!!)」









ドガーーーーン!!!









タラちゃん「アハハハハ!派手に爆発しましたね〜〜!!」

イクラちゃん「ハーイ(これなら誰も生きてねえな!任務完了だぜ)」
タラちゃん「僕とイクラちゃんの最強チーム”シティーファンター”は無敵ですゥ!!」

イクラちゃん「チャーン(ワハハハハ!無敵だな。)」















こうしてドラえもんの野望は阻止された。







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