磯野家とデスノート2
カツオ「死神の目?」 リューク「そうだ。死神の目の取引をした者は寿命を半分に縮める代わりに、相手の名前と寿命が見える。」 カツオ「なるほど・・・・だが、寿命が半分になるのは論外だよ。オレは新世界の神となる男だからね。」 「こんにちわー」 リューク「誰か来たな」 カツオ「ああ。タエコさんだよ。イクラをつれて遊びに来たのかな?」 タラオ「イクラちゃん、久しぶりですーー」 イクラ「ハーイハーイバブバブー」 タラオ「あれ、なんですか、イクラちゃんのもっているノート?」 イクラ「ハーイバブバブチャーン!」 タラオ「え?このノートに僕の名前を書いて欲しいですか?いいですよ」 フグ田タラオ タラオ「なんだかサインでもして芸能人になった気分です・・・・ぐぐぐ・・ぐは!!」 サザエ「ちょっ・・・タラちゃん!どうしたの!!」 タエコ「!!?」 ・・・・ ・・・・ ・・・・ リューク「見たか、カツオ?」 カツオ「ああ、見たよ。イクラの持っているノートは間違いない。デスノートだ。 しかしなぜイクラが!?」 リューク「お前のようにどこかで拾ったんじゃないか?」 カツオ「・・・・なるほど。だが、これは好都合だぞ。まだ字の書けない幼児ならデスノートが使われる心配がない。逆に上手いこといって取り上げれば、オレはデスノートを2冊手に入れることができる」 タラちゃんが心臓麻痺で倒れたため、救急車で運ばれていった。 救急車に同乗したのは、姉さん、母さん、タエコさんの2人。 父さんとマスオさんもすぐ病院に駆けつけるそうだ。 オレとワカメはイクラの面倒をみるため、家に残ることとなった。 イクラ「ハーイチャーンバブー」 無邪気に居間のテレビでポケモンを見ているイクラ。 デスノートはこたつの上に置かれている。 足音を消して近づけば、デスノートを奪えるか・・・・!? ワカメ「何してるの?お兄ちゃん」 カツオ「ワ、ワカメ・・・ッ!?いや、なにもしてないよ」 イクラ「ハーイハーイバブー」 いきなり接近してくるイクラ。 イクラ「ハイーバブバブチャーンチャーン」 ワカメ「・・・え?何、何?」 イクラ「バブーバブーハーイ」 ワカメ「うーん。一体なにが言いたいのかしら?」 何かを伝えたがっているイクラだが、いかんせん、言葉が話せないためワカメには伝わらない。 ま、オレもイクラが何を言いたがっているかさっぱりわからないがな。 そのうちイクラはもっていたデスノートをペラペラめくり出し、あるページをワカメに見せた。 ノートのページには「名前」と書かれている。 ワカメ「なーに?ええと ”名前” って書いてあるわね。」 イクラ「ハーイ!」 笑顔でうなづくイクラ。 ワカメ「そうか。わかったわ。名前を書いて欲しいのね」 イクラ「ハーイ!」 コクコクと満面の笑顔でうなづくイクラ。 ワカメ「わかったわ。書いてあげる」 波野イクラ イクラ「・・・・・・・・・・・・・ッ!!!」 ワカメ「どうしたの?イクラちゃん顔が真っ青だけど」 こうしてイクラが死亡。 オレは2冊目のデスノートを手に入れた。 |
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