美童戦士タラオムーン









僕、フグ田タラオ!
3歳!
性格はキチガ○で残虐ってところかな?
ある時、へんてこな白猫、タマに出会って不思議な三輪車を渡されたの!
ご存知!死と非道の美童戦士、タラオムーン!
そしてそして僕のお友達は
ヤリマで男食いのリカちゃんと
ちょっぴり悪魔な波野イクラちゃん!
二人ともめちゃ非道でまけそぉ〜!
でもま!やるっきゃないない♪




ここはクィーン・ワカメの城。
クィーン・ワカメとは日本征服をたくらむ悪の女王なのである。

クィーン・ワカメ「くっくっく・・愚かな東京都民を支配し、この私が君臨するのだ」
堀川「は!クィーン・ワカメ様。おっしゃるとおりでございます。」
彼の名前は堀川。クィーン・ワカメの手下である。
クィーン・ワカメ「そのためには、幻の金水晶の力が必要である」
堀川「では、この僕が金水晶を持ってまいります。」
クィーン・ワカメ「うむ。頼んだぞ」





空は晴れて、白い雲がぽっかり浮かんでいる。
この日は快晴であった。そんな天気のいい日に
「キャインキャイン〜〜!!」
と、悲痛な犬の叫びが響き渡る。
ここは公園。そして砂場の近くでは、タラオという幼児が犬を蹴っていた。
犬の名前はハチ。タラオのお隣さんであるイササカ家の犬である。

タラオ「おい。ハチよ。ニャーと言ってみろ」
ハチ「キャイン!!」
タラオ「あ?てめえ俺をなめてんのか!?ニャーと鳴けよ」
そういうとまたタラオは蹴る。


こうやってタラオがいつものように動物虐待をしていると、
「タラちゃん。何してるのー?」
と少女の声が聞こえる。

タラオ「あ、リカちゃんですー♪」
タラオはうれしそうにリカという少女に答える。
彼女の名前はリカ。男に貢がせるのが趣味の素敵な少女である。
余談であるが、タラオの父親、マスオもリカに150万ほど貢ぎ、離婚寸前にまでなっている。
マスオは実はロリコンの癖があったのだ。
けれどタラオとリカは仲良し♪表向きはね。

タラオ「退屈だからハチを蹴っていたんですぅ」
リカ「へー。なかなか楽しそうね。」
タラオ「あ、そうだ。今から二人でサッカーでもしないですか?」
リカ「別にいいけど。ボールは?」
タラオ「ハチがボールの犬サッカーなんて楽しいですよ♪」

こうして二人は犬サッカーを始めた。
二人がボールを蹴るたびに「キャイン」という叫びが響く。
アハハと天使のような笑顔でボールを蹴り続けるタラオとリカ。
(いや、あんまり酷いことするなよなあ・・)

しかし、そのうち、ハチも反応しなくなる。なんだか体がぐったりしているのだ。
リカ「あらあら、大変。ハチが動かないわ」
タラオ「うーん。せっかく楽しかったのに、これ以上蹴ったら死んじゃいますねえ。
今日のところはこれくらいで勘弁してやるです」
タラオはそういうと、近くに置いてあったダンボールにハチを入れ、
コンビニに行く。そして
タラオ「これ、イササカ先生のところまで着払いでお願いですゥ」
と宅急便で届けた。

それからタラオとリカがてくてくと歩いて、次はどんな遊びをしようか考えてると・・
なんだかキラキラ光るモノが落ちていた。
リカ「あら、これ何かしら?」
リカが拾ったのは金色に光る不思議な水晶だった。
リカ「キレイねえ。」
タラオ「ホントですぅ。売ったらちょっとしたお金になるかもしれないですね」

そんなことを言っていると・・
堀川「おやおや、金水晶はこんなところにあったんだねえ」
とニヤニヤしながら歩いてくる少年がいる。
悪の女王クィーン・ワカメの手下、堀川である。
堀川「君達、その金水晶をこっちに渡してもらおうか?」

リカ「なんで、あんたに渡さないといけないのよ。」
タラオ「そうです。後でこの水晶は高く売るんですぅ」
堀川「やれやれ。困った子供たちだ。・・・・・それでは力づくで奪うまでだ!」
そういうとポケットから拳銃を取り出す。
堀川「さあ。おとなしく渡しな!」
勝ち誇った顔で堀川は言う。そんな時!!


「金水晶を渡しちゃダメだ!!」
と声が聞こえる。
堀川「むむ!誰だ?」
「タラオくん!君を探していたんだ」
と白い猫がいつのまにかタラオのとなりにいた。

タラオ「あれ?もしかして今この猫しゃべってないですか?」
タマ「そうだよ。ボクはしゃべれる猫なんだ。
自己紹介するよ。ボクの名前はタマ。」
リカ「なんか面白い猫ね。あとでサーカスにでも売ろうよ♪」
タマ「タラオくん。あいつの名前は堀川。悪の女王クィーン・ワカメの手下だよ。
さあ、あいつに正義の裁きをするんだ!!」
堀川「なに?正義の裁きだと。はっはっは。僕に勝てるつもりかい?」
タラオ「いや、クィーン・ワカメって誰?それよりなんで僕の名前を知ってるですか?」
堀川の言葉など誰も聞いていない。
タマ「あとで説明するからさ。とにかくあいつをやっつけてよ。」
リカ「タラちゃん。さっさとこの猫捕まえて売ろうよ。」

タマ「あー!君はリカちゃん?」
リカ「そうだけど・・???」
タマ「なんてすばらしい偶然なんだ。美童戦士を一度に2人も出会うなんて。」
タラオ「美童戦士??なんですか?」
タマ「とにかくさ、この三輪車を受取って!」
タマはそういうと口から三輪車を吐き出す。どうみてもタマの体より大きな三輪車なのだが
ドラえもんの四次元ポケットのように取り出すのだった。しかも2つも。
堀川は完全に無視されてちょっと寂しそうにしている。

タマ「さあ、二人ともこの三輪車に乗って!」
タラオ「うん。いいけど・・」
タマの吐き出した三輪車だから汚くないかなとは思ったものの、
デザインがちょっとカッコよかったので乗ってみるタラオとリカ。

タマ「タラオくんは ムーンデビルパワー・メイクアップと
リカちゃんはマーキュリーマーダーパワー・メイクアップと叫ぶんだ!」

タラオ「よくわかんないけど、とりあえず叫んでみるです。
ムーンデビルパワー・メイクアップ!」
リカ「それじゃあ、私も・・マーキュリーマーダーパワー・メイクアップ!」
二人が叫ぶと、光りに包まれる。
そして・・・

タラオ、リカ「こ、これは・・?」
タラオとリカは某有名小学校の制服を来ていた。
タマ「さあ!堀川を倒すんだ!!!」
堀川「はっはっは!返り討ちにしてくれるわ」
誰も相手をしてくれないので、1人ジャンケンなどのむなしい遊びをしていた堀川。
だからか、すごくうれしそうに答える。

タラオ「まあ、とりあえず、やっつけるですぅー」
そういうと堀川を一撃で倒した。

タマ「すごいよ。タラオくん・・いやタラオムーン。これからも正義の為に協力してくれ」
感動のあまり、「オーイオイオイ」と男泣きをするタマ。

タラオ「ねえ、リカちゃん。今からサッカーの続きしないですか?」
リカ「そうね♪新しいボールも見つかったことだし」
二人はニッコリと笑うと、ネコサッカーを始めた。

タマ「ぐわ!な、何をするんだ。やめてくれ・・・。い、痛い。お願いやめて。ひー!!許してぷりーず!」
アハハと天使のような笑顔でサッカーをする二人。
とても楽しそうである。













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