波ずきんちゃん


 ワシは波ずきん。ママに頼まれてフネおばあちゃんに焼き立てのケーキを持っていくの
でもハゲを隠すために(毛は1本あるけど)いつも真っ赤なずきんをかぶってるの。
だってワシ花も恥らう54歳だもん。
ワシは腰痛を気にしながらスキップしていると。

カツオおおかみ「やあ。波ずきんちゃん。そのケーキ少し僕にもちょうだい」
とカツオおおかみがワシに声をかけてきた。
波ずきんちゃん「もうすぐ夕食だ!それまで我慢しなさい!!」
とワシが注意すると
カツオおおかみ「もう!わかったよ」
と、しぶしぶ帰っていった。まったくあの食い意地はサザエそっくりだ。
けしからん!!!
いや、それより今はフネおばあちゃんのところに急がないと。

そのころカツオおおかみは・・・・・・
カツオおおかみ「くそ!あのハゲぶっころしてやる!
しかし、どーやって殺るか・・・・・・・・・・
お。そうだ!フネのババァになりすまそう!
そうやってスキをついてあのハゲ食ってやる。」
そう思いついたカツオおおかみはフネおばあちゃんの家に行くと。
フネおばあちゃんをぺロリと食べてしまいました。

波ずきんちゃん「さ、急がなきゃ!今日は6時から
宴会があるからの。。。宴会でならセクハラしても大丈夫だからのう。
うひょひょひょひょひょひょ!!!」
ワシは急いだ。なるべく早く到着するように競歩で!
途中。ワカメうさぎがワシに
ワカメうさぎ「こんにちは。波ずきんちゃん!」
と声をかけてきたが急いでいたので
やかましい!!!
と叱りつけた。するとワーンと泣いて去って行った。

しばらく歩くとフネおばあちゃんの家が見えてきた。
ワシはドアに近づきチャイムを鳴らした。
中の声「はーい!どなたー?」
波ずきんちゃん「おばあちゃん!ワシよ!波ずきんよ。」
中の声「波ずきんかい?ドアは開いてるから入っておいで」
ワシはドアを開け室内に入った。

中にはベッドに横になっているフネおばあちゃんがいた。
波ずきんちゃん「フネおばあちゃん!ケーキここに置いとくよ」
といってフネおばあちゃんを見る。しかし何かおかしい。
フネおばあちゃんがいつもと違う。
目は大きいし。
耳も大きい。
口までいつもより大きい。
まるでオオカミみたいだ。
ワシは思いきって聞いてみた。

波ずきんちゃん「ねぇ。フネおばあちゃん。」
フネおばあちゃん(カツオ)「なんだい?波ずきん」
波ずきんちゃん「どーしておばあちゃんの目は大きいの?」
フネおばあちゃん(カツオ)「それはね。目が二重だからだよ」
波ずきんちゃん「じゃあ、どーして耳が大きいの?」
フネおばあちゃん(カツオ)「それはね福耳だからだよ」

波ずきんちゃん「なら、どーしてそんなにお口が大きいの?」
フネおばあちゃん(カツオ)「それはね、あんたみたいな
頑固なオヤジを食うためさ!!!」

こうして波ずきんちゃんはカツオおおかみに食べられた。
カツオおおかみはお腹がいっぱいになりゴロリ昼寝をした。
そこへ通り過ぎのイクラ猟師がフネおばあちゃんに、おやつをもらいに来た。

イクラ猟師「ハーイ!」
しかし返事がない。
イクラ猟師「ハーイ!」
やはりない。
イクラ猟師「ハーイ!」
どーしても返事がない。
するとイクラ猟師は

ズドーンーーーーーーーーーーー!!!!!

と猟銃でドアを壊した。
そして土足で中に入る。
しかしフネおばあちゃんはいない。代わりにカツオおおかみが寝ている。
イクラ猟師「バブー!!」
イライラしていたイクラ猟師は猟銃でカツオおおかみを射殺した。
するとカツオおおかみのお腹から声がする。
不思議に思ったイクラ猟師が調べてみると
なんと中からフネおばあちゃんと波ずきんちゃんが出てきた。

フネおばあちゃん「助かったわ。ありがとう!イクラちゃん」
波ずきんちゃん「命の恩人だよ。イクラちゃん!!」
イクラ猟師「ハーイ(笑)」
と照れながら。





ズガーーーーーン!!!!!
ズドーーーーーーーン!!!!



と2人を射殺した。

こうして3人の死体を放っておいて家に戻ったイクラ猟師は
今日あやまって3人を殺害したことを両親に報告し。
ノリスケ「はっはっは。イクラもドジだなぁ。」
タイコ「イクラ。殺人は大人になるまでしかやってはダメよ!」
と家族の笑いがあった。












戻る

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送