し〜ずかちゃん






 こんにちは!私はドラえもんのヒロインをしているしずかです。
このお話は私のいつもの日常です。

・・・・・・・・・キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン・・・・・

さあ。学校も終わったし、お家にかえりましょ!
私が帰る準備をしていると後ろから誰かが声をかけてくる。

のび太「ねえ!しずかちゃん。今日さ、いっしょに宿題をしようよ〜!」

彼はのび太という眼鏡をかけた少年。
ドラえもんという未来の最終兵器を味方にしている。
みんなもこのことは知っているわよね。
 この のび太はしつこく私を誘ってくるから毎日ウンザリだ。。。
ま、こいつが稲垣吾郎やキンキの光一くんみたいなイケメンなら
この私もコロッといっちゃうかもしれないけどさ。
それに私は出来杉さんと約束があるし。

しずか「ごめんなさい。のび太さん。出来杉さんと約束があるの」
のび太「えぇ!??そんな〜〜!!」

私は帰り支度をしていた出来杉さんのところへ行く。
この出来杉さんは最高なのよ。
 顔はイケてるし。頭はいいし、スポーツも万能!
しかも性格もGOOD!
 もうメロメロ(死語か?)よぉ!

しずか「出来杉さん!いっしょに帰りましょう!」
出来杉「うん。帰ろうよ」


・・・・・・・・その時・・・・・・・

1人の少年がしずかちゃん、出来杉くんを物陰から見ていた。
のび太である。

のび太「くっ!!出来杉の奴。許せねえ!!ちくしょお!!!!」

のび太はブツブツいいながら2人を尾行する。

ジャイアン「よお!のび太。何やってるんだ?」

2人をストーキングしていた時、
ジャイアンに呼びとめられるのび太。
だが、無視をしてそのままストーキングを続ける。

ジャイアン「おれよお。新しい歌を作ったから聞かせてやろうか?
   いや、今回のは自信作だぜ!」

のび太「出来杉め。オレの女に手を出しやがって。
     しかし、あの2人どこに向かっているんだよ?
    ん!?出来杉の家か?
     やっぱりそうだ。出来杉の自宅へ入っていくぞ。」

その時!
いきなりジャイアンが歌い出す!!

ジャイアン「お〜れ〜は男だぜえぃ!!真の男だぜ!〜〜♪」

すさまじい騒音が響く。
のび太「ぐわぁ!!う、うるせえぇ!!!」

のび太は夢中で歌っているジャイアンに鉄パイプを振り下ろす。

おぐぁしゃっ!!!


何かが潰れたような音がしてジャイアンは倒れる。
 倒れたジャイアンは ほっといて 
のび太は携帯を取り出し、電話をかける。

のび太「おう。ドラえもんか!今 出来杉の家の前にいる。すぐ来てくれ」

そして5分後

ドラえもん「どうしたんだい!?のび太くん」
のび太「大変だ!しずかが出来杉の自宅へ行った」
ドラえもん「ま、勉強しに行ったんだろーね」
のび太「かもしれんが、出来杉の部屋で2人っきりだぞ!
    あの変態野郎がしずかを襲うかもしれねえ!!」
ドラえもん「まさか〜。だって2人はまだ小学生だよ」
のび太「だぁあ!!!出来杉は変態なんだよぉ!
    毎日、しずかを誘いまくるし、1日5,6回は電話するんだよ。
    それに、しずかが何時に寝るかとか何時に風呂に入るか・・・・
    しずかの毎日のスケジュールを全部知っていやがるに違いねえ」
ドラえもん「それって・・・のび太くんのことじゃないか!!」
のび太「おらぁ!!!!」

いきなり鉄パイプをフルスイングする のび太
そしてドラえもんは倒れる。

 
そのころ
しずかちゃんは出来杉くんと勉強していた。

 フッフッフ・・・・・・
このおれにウットリしているな。しずか・・・・
フッフッフ!!この出来杉さまに不可能はないのだよ。
この女もオレの虜だぜ。
 この女を上手く使ってたくさんの金を貢がせてやる!!

出来杉「ねえ。しずかちゃん。僕お金に困ってるんだ・・・・」
しずか「え?そうなの?」
出来杉「いや、よそう。こんなくだらない話しは・・・・・・・
     でもあと300万あれば僕の父さんの命が助かるんだが・・・・・」
しずか「えぇ!?出来杉さんのお父さん入院しているの?」
出来杉「そうなんだ。でもお金が足りなくてね。」
しずか「わかったわ!私にまかせて!!」

ウヒヒヒヒヒ!
 やったぜえ。
この世界中の女はこの出来杉さまに貢ぐのだあ!

そして部屋を出て行くしずかちゃん。
 出来杉の自宅を出ると電柱に隠れていた のび太を発見するしずかちゃん

しずか「ね〜え。のび太さん」
のび太「な、なんだい。しずかちゃん!!」
しずかちゃん「これから私といっしょに遊ばない?」
のび太「ああ!いいともさ!喜んで!!!!」

 すっと片手を のび太に出すしずかちゃん。

のび太「ん?なんだい????」
しずか「お・か・ね!!」
のび太「え?なんだって??」
しずか「だから〜、お金よ! こんな美少女がいっしょに遊んであげるのよ!
    お金を出して当然でしょ!!」
のび太「えぇ!!?」
しずか「あ、そぉ。なら のび太さんとは これっきりね!」
のび太「そ、そんなぁ。・・・・・わかったよ!いくら?」
しずか「そ〜ねえ。3万でいいわ。」
のび太「た、高いよ・・・・・あ、待って!しずかちゃん。払うから!!」
しずか「はい、どーも!それじゃ、いっしょに宿題をしましょうか!?」
のび太「へ?さ、3万も出して宿題するだけなの?」
しずか「あら、いやなの?ふーん」
のび太「い、いや、いやじゃないよ!!しゅ、宿題をしよう」

そして私は のび太さんを部屋によんで宿題をいっしょに始めた。
 2,3分もすると
のび太「ねえ、しずかちゃん。この問題教えて欲しいんだけど・・・」
しずか「あ〜。この問題ね。三千円!」
のび太「え!?まだお金とるの?」
しずか「当然よ!」

・・・・くそ!!
小学生の僕にお金を出させるなんて。。。。
しずかちゃん。ひどいよ〜。
でもここでお金を出さなければケチな男って思われちゃうし。
ま、お金はドラえもんの道具でいくらでも手に入るし、仕方ないなあ。

のび太「分かったよ。はい、三千円!」
しずかちゃん「はい、どーも。・・・・・この問題はね。。。」

その時
 ジャイアン「おうコラ!のび太!!出て来ーい!!!
        ぶっ殺してやる!!!」
頭に包帯を巻いたジャイアンが外で叫んでいた。

のび太「ひぃぃ!!!ど、どうしよう・・・・しずかちゃん。」
しずか「なんで私に聞くのよ。男なんだから戦いなさい!」

と しずかちゃんは台所から包丁を持ってきた。

のび太「そ、そんなぁ・・・」
しずか「そうやって いつまでも逃げるつもりなの!?私は弱い男は嫌いよ」」
のび太「・・・・・・分かったよ」

そしてジャイアンの前に姿をあらわす のび太くん

のび太「逃げちゃだめだ。逃げちゃだめだ。逃げちゃだめだ・・・・・・・」
ジャイアン「あん!?何ブツブツ言ってるんだ?」
のび太「うぉぉぉぉぉぉお!!!!!!!」

後ろに隠していた包丁で斬りかかる のび太くん

ジャイアン「うぉっ!?あ、危ねえ!!」
慌てて包丁を取り上げるジャイアン

ジャイアン「コノヤロー!オラオラオラオラオラオラオラ!!!!」
のび太「ウギャァァァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
のび太くんは絶叫しながらバカスカ殴られていた。

そんな時
 出来杉君が通りかかる。知らない女性と肩を組んで!

女性「いや〜ね。ケンカよ。ってより一方的だけど」
出来杉「ハハハ。そうだねえ。野蛮だよ。おっとそれより・・・・・ 
    ハニー。お金は持ってきたかい?」
女性「もちろんよ!出来杉さん!!あなたの為に100万作ってきたわ!」
出来杉「ありがとう!ハニー。」

その光景を見ていた しずかちゃんは
しずか「ひ、ひどいわ!!出来杉さん!!
    いつもこんな風に女を騙してお金を手に入れていたのね!!
    私も騙されていたなんて・・・・・許せないわ!」

そして急いで電話を あるところ にかける。

しずか「あ、あのう!!始末してほしい人がいるんです!
    お金はいくらでもはらいますからお願いします!
    始末してください!出来杉を!!!!」

イクラちゃん「ハ〜イ!!!!!」

うふふ!これで私を騙した出来杉は お・わ・り・よ!
伝説の殺し屋 イクラちゃんに依頼をしたんだもの!!
この しずか様を騙した罰だわ!!
 ホーッホッホッホッホ!!!!
 
そして イクラちゃんは動き出した

出来杉「な、なんだい君は?」
イクラちゃん「バーブー」
とイクラちゃんは拳銃を取り出す
出来杉「お、おい・・・・本気かい?」
イクラちゃん「チャーン」
ニッコリとイクラちゃんは満面の笑顔を浮かべる。
そして・・・・・・・


ま、出来杉には騙されたけど。
これから のび太さんを貢がせれば気も晴れるし。
ホホホホホホホ!

そんな時
 ドラえもんがしずかちゃんの家の前にあらわれる。
しかし、何かおかしい。足はフラついてるし・・・故障しているようだ。
どうやら のび太くんに殴られたのが原因らしい。

ドラえもん「時限爆弾〜〜〜!!」

四次元ポケットから時限爆弾を取り出し、しずかちゃんの家にセットするドラえもん

しずか「ちょ、ちょっとぉ!!!ドラちゃん!何やってるのよぉぉ!!!」
しかし故障しているドラえもんには声が届かない。

しずか「ひ・・・・ひぃぃぃぃ!!!!!」

そして大きな花火が上がった。

ドラえもん「ミッション完了!」
 ドラえもんは何かをやり遂げた充実した顔をして
去って行く










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