タラちゃんの野望



U.C.××79年、磯野家のナミヘイらはフグ田公国の誇る技術力を背景に武力による独立を決意。
波野連邦に対し戦争を仕掛ける。
初期の戦争においてタラオは3歳にして華々しい戦果を収めた。

タラオはフグ田公国の新兵器であるモビルスーツ・タマを操縦する。
1人で300隻もの連邦の戦艦を北斗羅漢撃で沈めたのである。
この功により、タラオは少佐にまで特進する。
それから1ヶ月後、牙一族を壊滅させ帰還する途中、
タラオは1人の幼児が連邦の新兵器、モビルスーツ・ハチを操縦する巡り合わせとなる。
この幼児 が後にタラオの最大のライバルとなるイクラである。

タラオはイクラの操縦するハチと、連邦の新型戦艦、ホームベース打倒のため動くことになる。
ホームベースが出航して以来、タラオはこれに攻撃を仕掛けるが、
イクラが操縦するハチのアミバ流北斗神拳により部下のジード達を次々と撃破される。

タラオはホームベースを 追って地球に降下するが、
そこで士官学校以来の友人、
磯野家の磯野・ワカメ大佐率いる地球方面軍と合流する。
タラオはワカメとともにホームベース攻撃に加わっていたが、
父、マスオの敵討ちを果たすための 磯野家殲滅という目標の最初のターゲットとして、
親友として近づいていたワカメを選び、罠にはめる機会を見出す。
おかっぱ頭のことで悩んでいたワカメの心理をタラオは逆手に取る。

「カリスマ美容師を探してくる」と
自らモビルスーツ・タマでカリスマ美容師探しを名目に地上に降下、
ワカメに偽の情報を送り、
ワカメの搭乗する攻撃空母がホームベースの総攻撃にさらされるよう仕向けたのである。




その総攻撃のなか、

 タラオ 「ワカメお姉ちゃん・・・私の声が聞こえるか?
      聞こえていたら君の生まれの不幸を呪うがいい。」

 ワカメ 「何!不幸ですって!?」
 
 タラオ 「そう。不幸だ」





タラオを信じ切っていたワカメは、総攻撃を受け戦死。

そしてホームベースと遭遇したタラオは執拗に攻撃を重ねイクラと対決する。
しかしジンロクという浪人生の丑の刻参りによりモビルスーツ・タマは両足を損傷。
イクラのモビルスーツ・ハチとの対決を避け戦場から離脱する。
同時に行われていたフグ田公国による波野連邦攻撃も失敗に終わっている。

ホームベースが宇宙へと出航すると、タラオの搭乗するサンリンシャもそれを追って宇宙に上がる。
タラオはホームベースがタラオたちの部隊を引きつける囮であることを知っていた。
そのことを知りながらも執拗に ホワイトベース攻撃を続ける。
そしてタラオはまたイクラに戦いを挑む。
しかし結局勝負はつかなかった。

この後でタラオは、
イクラのモビルスーツ・ハチに勝つだけの可能性を秘める。
リカという幼女をモビルアーマー・ ヴィトンに搭乗させ、その能力の高さを実証し、
イクラ打倒のため、リカとともに戦闘に臨む。

しかし戦闘のなかイクラ、リカが同じ幼児同士として、互いに共感を感じ始めたことで、
二人の間の戦闘が膠着する。
それに憤ったタラオはイクラに戦いを挑む。

だが戦いのなか、リカは好奇心から自爆スイッチを押してしまい ヴィトンは自爆してしまう。
その時タラオ、イクラの2人はリカの言った
「幼児は戦いの道具じゃない」の意味を身をもって知ることとなる。




イクラ 「バブー(リカは戦いをする人ではなかった」
タラオ 「今という時では・・・人は幼児を殺し合いの道具にしか使えん。
      リカは死にゆく運命だったのだ!」
イクラ 「バーブー!(貴様だって幼児だろうに!!)」



2人は戦いをやめタラオは磯野家への復讐という本来の目的に立ち返る。
それからほどなく波野地球連邦長官 波野・ノリスケによりフグ田公国と終戦協定が結ばれる。












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