中学生のび太








こんにちわ。
のび太です。今年の春に中学に進学しました。

小学生のときからの、いじめっ子であるジャイアン、スネオは相変わらず僕を虐めます。
子供のころの虐めは、単純な仲間はずれ程度でしたが。
それにあの時は、ドラえもんの道具の力で、必ず復讐をすることができましたし。
例えば剛田雑貨店に火をつけ、一家を路頭に迷わせたり。
どこでもドアでスネオの家に忍び込み、大量のゴキブリを発生させたり。
その事件の影響でスネオのママは発狂したりしました。
だけどささいな復讐ですよね。
小学生の悪意のないいたずらだったと思います。

それから僕が小学校を卒業する少し前に、ドラえもんがいなくなりました。
ちょっとした好奇心でドラえもんを解体したのですが、
バラバラになったきり、元に戻らなくなりました。
僕としては、アイボの発展型である彼に対して情などありません。
だから、どうということはなかったのですが。。
だって四次元ポケットさえあればあんな狸必要ありませんし。
ですが、違ってました。
あの狸は四次元ポケットにロックをかけていたらしく
使用することができません。

おかげで現在の僕は、引篭もりのいじめられっこ。
ドラえもんがいなくなってから、陰湿な虐めのターゲットに選ばれ悲惨な毎日を送りました。

クラス全員による無視、変なあだ名を付けての言葉的リンチ・・
ただ無力に耐え続けることを余儀なくされています。
肉体的にも精神的にももう限界です。
こんな引篭もりの生活では何も解決しないのは分かっています。
ですが、どうしたらいいのか僕には分かりません。

そんなことを考えていると
机の引き出しが勝手に開きました。
そして・・

ドラえもん:やあ。のび太くん。久しぶりだね。
聞きなれた声。
そう、ドラえもんが現れました。

のび太:ド、ドラえもん!!
僕は久しぶりの再会に驚きを隠すことが出来ませんでした。

ドラえもん:僕の名前は、アフラン・ドラえもん
君のよく知るドラえもんの記憶をセルチップ化し、
それを僕の脳に移植した・・“メモリークローン”とでもいうべきかな?

アフラン・シャアのパクリじゃねーの?と突っ込みそうになりましたが
ちょっと感動したふりをすればまた道具を出してくれるかもしれません。

そして、翌日
僕は学校に行く決心をしました。


学校に向かって歩いていると・・
ジャイアン:よお。引篭もり男。俺様に虐められるために学校に来るのか?
ジャイアンに声をかけられました。

スネオ:あれ〜?のび太、まだいたの?てっきりゴミ収集車に運ばれたと思ったよ。
お前、ゴミなのに、学校に来るなよ生意気だぜ
スネオの下品な声も聞こえます。
僕は2人を無視して先に行こうとしました。ですが。。
ジャイアン:おい。のび太のぶんざいで無視してるんじゃねえよ
ジャイアンに呼び止められました。
ですが、今までの、昨日までのいじめられっこの僕ではありません。
僕にはドラえもんがいます。

のび太:もう僕には関わらないでよ!
僕はキッパリとそう言いました。
ですが、「ひゃひゃひゃ。ゴミのくせに喋りやがった。」
といつものように殴られました。
何度も何度も殴られました。

すると・・
上空から
「のび太くん!」
ドラえもんの声が聞こえます。

ジャイアン:よおドラえもんじゃねえか?久しぶりだな!?

ドラえもんはボケットに手を入れると、
空気砲を取り出し、発砲しました。
「ぎゃあ!」という小さな悲鳴とともにジャイアンは動かなくなりました。
そして、あわてて逃げ出したスネオにも背後から射撃しました。
2人ともピクリとも動きません。顔は土色になっています。絶命したようです。

ドラえもんはすぐにポケットから大きなスコップを出すと、
ドラえもん:こんなところに死体をおいてちゃまずい。どこか人気のない場所に埋めよう
と提案。
僕とドラえもんは裏山に移動して、二人を埋めました。

彼は機械仕掛けの狸なので情などもっていません。
だから蚊やハエでも殺すかのように、なんの躊躇もなく殺人をできるのです。


それから僕はドラえもんにお願いをしました。
のび太:ドラえもん。僕思うんだ。世の中、ろくな人間がいないよね。だからみんな殺しちゃおうよ

僕のお願いを親友ドラえもんは快く聞いてくれました。
さすがドラえもんです。
僕の言うことならなんでも聞いてくれます。
彼は機械ですから当然といえば当然ですが。。

こうして僕と狸で町のゴミ共を掃除することになりました。
例えば、町のゴミである不良、暴走族、そして、
暴力でみんなに迷惑かける暴力団などを一掃しました。
全てドラえもんの道具で。



続く・・








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